2014年10月12日日曜日

台湾や東南アジア旅行に行った若者が必ずする「日本賛美」について


先日の事。


これは批判とかではないのだけど、物の見方、考え方の問題だと思うけど、


んっ。。。と思う事があった。


あるセミナーで台湾に行った時の話題があがった。



「とっても親日国で。。。。。」


「台湾の方は日本語で接してくれて。。。。。。」


「日本はいい国だと褒めてくれて。。。。。。」


結論、日本はいい国だと思った。




これは一例でこの手の話題は最近多い。



とくに中国と韓国の反日問題が出てからというもの、


日本はその2国以外によりどころを求めているから、


どうしても、そういう話題が多くなる。


台湾も、東南アジアの国々も、確かに親日国が多いので旅行等をしたら、
そういう意見が多くなるのは確かだろう。




「これだけ他の国々に影響を与えている日本は素晴らしい国だと思った」



と皆がいう。何が気になるかと言うと。


それを言ったり、意見を述べる人たちの表情と言い方とニュアンスの中に


占領国していた国の優越感が入っているのがとても気になるのだ。



「他国を下に見ている感」がビンビンと感じる。



そして、必ずコメントとして



「日本はもっと誇りを持つべきだと思いました」と語るパターンが多い。



これは正直違うのではないかと思う。




「日本が誇りを持つのではなく、相手国からそう思ってもらえるように関わっていた先人を誇るべき」だと思う。


親日になった原因というのは、日本の先人が統治時代に相手国の文化を尊重したり、


相手国の統治機構をなどをなるべく尊重していた結果であって。


今の日本に行動に対してのリスペクトではない。あくまで過去の日本に対してのものだ。


今の日本人に対しての尊敬ではない。


あくまで、その見学した若者が日本の代表として偉いわけではないし。


今の日本がその国の歴史を動かしたわけではない。


なのに、偉そうにただの旅行者が優越感をもったり、偉そうに感じてはいけないのだと思う。


日本をは誇りに思うのはいい。


でも悦に入ってはいけないと思う。



これから日本が世界に対してどうすべきか、それが課題だと思う。

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