2012年6月20日水曜日

人生は運命か選択か?

人生は運命か選択か?




自分が会社をはじめるきっかけになったのが、この課題だった。


あまりに不幸なことが起こるもんだから、


人生や運命には勝てない。


そう思った。


自分がどんなに努力しても、もともと不幸な運命をもっているおれには幸せは訪れない。


そう思ってた。


実際、借金を数千万かぶって、第三者破産をかけさせる。って言われたときは、


どうしていいかわかんなかった。


っていうか、自分でした借金ではないので、どうでもよくなった。


だから、なんか自暴自棄になっていたんだけど、


ある日、経営者向けの研修にさそわれた。


そこで、自分で学んだことは、本当に自分の人生を変えたと思う。


勉強している内容は本当に簡単なものだ。


たとえば「性格は変わるか?変わらないか?」といわれれば、前の自分ならば「絶対に変わらない」


と答えていた。


けれど、研修で学んだのは、「性格は第三者が決めている」ということ。


自分が発信している情報を第三者がキャッチして、


それを総合的に判断して、自分の性格を判断している。


「表情」「声の大きさ」「姿勢」「態度」「言葉づかい」「積極的か消極的か」などなど


いろいろな情報を人間は自然とまわりに発信している。


でも、これらの要因ってたとえば「表情」これって変えられる。


「声の大きさ」これも変えられる。


「姿勢」これも


これも。


実は性格を決めているものって、全部が意識をすれば変えられるものだけなのだ。


そういう風に人間を科学的に勉強していった。


しかも座学ではなく、実際に研修として心理学や哲学、経営学までを勉強していった。


研修は三日間だったけれど。衝撃的だった。


その中であったのが、「人生は選択」という話。


人生は、AかBかと常に選択をせまられる。その選択によって人生が決まる。


幸せに生きるにはどうすればいいのか?


それは、間違った選択をしないということなのだ。


じゃあ間違った選択をしないようにするには、どうすればよいのか?


それは、他の人の人生を勉強することや、宗教を学ぶことなのだ。


哲学もそうだと思う。有名な方の立志伝を読むこともそう。


ある年齢になると、親がいってたことがどれだけ正しかったかがわかってくる。


「勉強しなさい」「挨拶しなさい」etc......


だから、ある程度の年齢になればわかるんだと思う。


「あーこいつとは結婚したのは失敗だったな」とかもそうなんだろう。


でも、年取ってから気づいても遅い。だから勉強したり、指導してくれるようなものにつくことが大事なんだと思う。


それからだ、宗教や哲学。右翼、左翼。いろいろな思想が世の中にある。


でもそのほとんどが「人生を幸せにしたい。人生を幸せにするには?」という目的をもって、


仲間になり、考えている集団なんだと思う。


それをベースに考えると偏見はなくなった。


ただ、自分自身は、やはりどこにでも所属しようとは思わないけどね。


正しい宗教や哲学にならかかわりたいけど、「幸せにするならば他人を害してもいい」というところもあるのも事実だし。


その辺は考えないとだめだと思う。


ただ、やはり「釈迦がいいました。こういう場合はこうしなさい」「キリストがいいました、こういう場合はこうしなさい」など


すべては人間に選択肢が与えられた時に、どうすればうまくいくかを指導しているものだと思う。


そういう意味では、運命をつかさどる宗教でも、「選択」なのかも知れない。


また、自分でもどうしていいかわからないことがある。


どっちを選べばいいか?と迷うときがある。


でも、必ず正しい答えはある。


それを極めていくことが、人生なんだと思う。


自分はそういう考えに関われたことで、もしかしたら自分が無知なだけなのかも知れない。


とおもえるようになった。


「自分で決断していこう。」


「必ず答えがあるはずだ。」


「わからないのは、自分が無知なだけだ」


と言い聞かせられるようになった。


今直面している「人生は選択」。


もし、自分に出会いがあったら、それは運命。


そう思うようにして生きるようになった。

それからだ、前向きに頑張れるようになったのは。



それが15年前。




今再び、初心に帰る時が来てると思う。


自分の行動を考えなきゃ。

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